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.paper(ドットペーパー)に込めた思い

昔から紙が好きだ。
手帳もノートも好き。

でも、最近紙に触れる機会が減ってきた。変わりにデジタルデバイスに触れる時間が増えた。

スマートフォンをタップすれば瞬時に情報が手に入り、クラウドに保存すればどこからでもアクセスできる。便利で、速くて、効率的。でも、指先にインクが付く感触や、ページをめくる音、自分の手で綴った言葉がそこに確かに存在する重み——そういった体験は、どこか遠くへ追いやられてしまったような気がします。

「.paper」(ドットペーパー) は、紙の価値を再発見するメディアです。

私たちの名前には、ウェブ(.)と紙(paper)の融合という思いを込めました。デジタルとアナログ、どちらか一方を選ぶのではなく、両方の良さを知り、使い分け、自分らしい表現を見つけていく。そんな場所でありたいと考えています。

紙による自己表現の可能性

手帳に今日あったことを書く。ノートに夢や目標を綴る。

紙に向かう時間は、自分自身と対話する時間です。キーボードを叩くのとは違う、ゆっくりとした思考の流れが生まれます。脳科学の研究でも、手で書くことは記憶の定着や思考の整理に効果的だと証明されています。目で見て、手を動かし、書いた文字を再び目で確認する——この一連のプロセスが、脳の複数の領域を活性化させるのです。

「紙に書くと願いが叶う」と言われることがあります。スピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、実はこれには科学的な裏付けがあります。目標を紙に書き出すことで視覚化され、脳はそれを「達成すべきもの」として認識し始めます。毎日その文字を目にすることで、無意識のうちにその目標に向かう行動を取るようになる。紙とペンが持つ力は、決して魔法ではなく、私たち自身の脳の仕組みと深く結びついているのです。

手帳、本、そして紙のあらゆる可能性

毎日を丁寧に記録する手帳術、人生を変える日記の書き方、思考を可視化するノート術。紙の本を読む豊かさ、装丁の美しさ、本棚に並ぶ背表紙を眺める幸せ。レターセットで手紙を書く喜び、カードに想いを込めることの温かさ。

紙にまつわるあらゆることを、さまざまな切り口で紹介していきます。実用的なハウツーから、紙の歴史や文化、製造過程の話まで。ロジカルに、科学的に、そして時には感覚的に。紙の持つ多面的な魅力を、余すことなく伝えていきたいと思っています。

一緒に楽しみ、応援し合う場所

.paperは、情報を一方的に提供するメディアではありません。

私たちは読者の皆さんと一緒に、紙の文化を楽しみたいと考えています。あなたがzineを作ったら、ぜひ教えてください。手帳の使い方で工夫していることがあれば、シェアしてください。おすすめの紙や本があれば、語り合いましょう。

紙に向かう人たちが集い、表現し、互いを応援し合えるコミュニティ。そんな場所を、.paperを通じて作っていけたらと思っています。

私自身もzineを発行し、いつかは紙にまつわる店舗も持ちたいと考えています。.paperは、私の個人的なプロジェクトでもあり、同時に紙を愛するすべての人たちと共有する場でもあります。だからこそ、皆さんに応援していただけたら嬉しいです。一緒に、紙の可能性を広げていきませんか。

デジタル時代だからこそ、紙

効率や速さが求められる時代に、あえて紙を選ぶこと。それは単なるノスタルジーではありません。

紙は、私たちに立ち止まる時間をくれます。自分の内側を見つめる静けさをくれます。形として残る確かさをくれます。そして何より、自分だけの表現を創り出す自由をくれます。

デジタルとアナログ、どちらも否定する必要はありません。でも、デジタルに偏りすぎた今だからこそ、紙の価値を見直してみませんか。

「.paper」は、紙と共に生きるすべての人へ。

書くこと、作ること、表現すること。あなたの中に眠っている創造性が、紙とペンによって目覚める瞬間を、私たちは応援します。ようこそ、.paperの世界へ。